相続した家の売却、最初にすることは?
公開日:2024年09月26日
親から相続した家を売る!と決めたら、次は何をすればいいのでしょうか?
相続したお家、売ると決めた!さあ何から始める?
ポイント
①必要書類は間取り図と権利証
②不要な荷物整理でチャンスロスを減らす
③ハウスクリーニングすると好感度アップ
親から相続した家を売る!と決めたら、次は何をすればいいのでしょうか?分からないことだらけの方もいらっしゃるかもしれませんが、このコラムを読んでいただければ、なんとなくイメージできると思います。やるべきことをお伝えしていきますので、ぜひ読み進めてくださいね。
必要書類の準備と注意点
まずは、相続した家に関する書類を集めましょう。必要なのは、「間取り図」と「権利証」です。間取り図は、住宅契約書などと一緒のファイルに入っていることが多いと思います。無い場合は、売却を依頼された不動産店が、販売開始前に寸法を測って作成します。権利証は、近年は登記識別情報というものになっています。権利証でも登記識別情報でも、紛失してしまった場合は、司法書士に、所有権を証明する書類の発行を依頼しなければなりません。費用は5万円くらいかかると思います。
荷物処分の重要性
次に、可能であれば不要な荷物を処分してください。荷物が残っていると、不動産店が仲介業者などに案内する場合でも、不動産店が立ち会わなければならず、日程が合わせづらいなど、チャンスロスにつながることもあります。荷物を処分するのは、見栄えを良くするためだけではないのです。
効果的な掃除とハウスクリーニングのすすめ
荷物を処分したら、次は掃除をしておきましょう。自分が買う側だったらどんな家なら買いたいと思うか想像してみるといいかもしれませんね。家の中だけではなく、庭なども草木を剪定するなど、できればきれいにしておきましょう。売値に影響するため、重要視されるポイントの一つです。
資金に余裕があるのでしたら、ハウスクリーニングをしておくと、不動産店が査定で来た時に印象が良いと思います。ハウスクリーニングの一軒あたりの費用は10万円程度かと思います。
次のステップへ:不動産相続の知識
さあ、売却の下準備が整いました。次のコラムでは、売却については一旦お休みして、不動産の相続についてお話していきます。